观点 | 王广涛 俞佳儒 程兆语:中国における対日政策の言説空間―国際関係・日本研究機関誌を手掛かりに(2016–2023)

作者:王广涛 俞佳儒 程兆语 发布时间:2025-03-13 来源:日本研究中心+收藏本文

  

王広涛、兪佳儒、程兆語「中国における対日政策の言説空間 ―国際関係・日本研究機関誌を手掛かりに(2016–2023)―」『東北アジア研究』、29号、2025年、67-84頁。

  


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概要

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【摘要】

本稿は、2016年から 2023年までの日本に関する中国の研究機関誌の論調を分析したものである。機関誌に掲載された論文のキーワードや内容に基づいて、(1)国際関係研究における日本研究の地位が低下していること、(2)政府系シンクタンクや研究機関に所属する研究者が最も精力的に論文を公表していること、(3)掲載論文のテーマは政治外交と経済協力が中心となり、時事問題とりわけ外交問題により一層重点を置いていることが明らかになった。事例研究では「日米同盟」「FOIP」「一帯一路」などのキーワードを取り上げ、関連論文の論調に注目しながら、中国における日本研究者の対日認識の複雑性を検討した。


【关键词】

研究機関誌、日本研究、国際関係研究、日中関係、対日政策

  


【提纲】

1. はじめに

2. 統計の概要

  2.1 日本研究の相対的地位低下

  2.2 著者と所属機構

3. 内容分析

  3.1 日本研究機関誌の選好

  3.2 キーワードから見る問題関心

4. 「他者」と「投射」:中国研究者の対日認識

  4.1 敵か、友か

  4.2 自我か、他者か

  4.3 歴史か、現在か

5. 結論